Excelでカレンダーを作る 2 (祝日を表示する)

「Excelでカレンダーを作る1」で、カレンダーの骨組み(?)ができましたので、今回は祝日を表示させる方法です。

まず、祝日の一覧表を作って祝日を設定をします。

2015121602.gif祝日の一覧を別シートに作る

「新しいシート」(「+」マーク)をクリックして別のシートを作ります。
Excel2010などのバージョンですとすでに「Sheet2」「Sheet3」タブがありますので、そちらをクリックします。

2015121603.gif祝日の一覧表を作ります。

私は「教えて!Helpdesk」様「Excel2010:祝日一覧(2014年~2021年まで)」の一覧をコピーして使わせていただきました。

2015121604.gifこの表に名前をつけます。

表を範囲選択し、「名前ボックス」に適当に名前を入力します。
ここでは「祝日一覧」という名前をつけました。


2015121605.gifB欄に祝日が表示されるようにします(「ISERROR」]関数と「VLOOKUP」関数)

B欄(青色点線部分)に祝日が自動で表示されるようにします。

一番上の「B4」セルをクリックします。
(流れとしては、この「B4」に数式を設定し、それをコピーして「B5」セル以下に貼り付けます。)

2015121606.gif(ここでは)「B4」セルを選択して、数式バーに「=IF(ISERROR(VLOOKUP(A4,祝日一覧,2,0)),"",VLOOKUP(A4,祝日一覧,2,0))」と入力します。

ISERROR関数は、セルの内容がエラー値か否かを判定し、結果を論理値で返します。
セルの内容がエラー値#NULL!、#DIV/0!、#VALUE!、#REF!、#NAME?、
#NUM!、#N/A、#GETTING_DATA」のとき TRUE を返し、それ以外のとき FALSE を返します。


2015121608.gif(※上記と同じ数式を別の方法で入力する方法です。)
または、数式バーの「関数の挿入」マーク(fx)をクリックし、「関数名」の一覧から「IF」を選択します。

もしも一覧に「IF」が表示されていない場合は、「関数の分類」のところを「最近使った関数」から「すべて表示」に変更すると一覧に表示されます。

「OK」をクリック。

2015121607.gif「論理式」の欄に「ISERROR(VLOOKUP(A4,祝日一覧,2,0))
「真の場合」の欄に「""
「偽の場合」の欄に「VLOOKUP(A4,祝日一覧,2,0)」と入力して「OK」をクリックします。

これで祝日のところには祝日名が表示されるようになりました。

これをコピーして1ヶ月に貼り付けます。

2015121609.gifこのように、「月」の部分を変更するだけで、祝日がそれぞれ表示されます。


Excelでカレンダーを作る 1
Excelでカレンダーを作る 3 (土・日・祝日に色をつける)
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